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インプラント アーカイブ

2007年11月23日

「インプラント」とはどんな治療方法ですか?

「インプラント」とは、歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりと顎(あご)の骨を固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。

天然歯と同様の、健全な咀嚼運動(噛み砕き、飲み込む運動)ができるようになります。

費用は1本(人工歯冠含む)につき30~35万円です。


インプラントは従来の方法とどう違いますか?

少数歯欠損(歯を1~2本、失った場合)


従来の治療法としては、欠損した両隣の歯を削って支台として、歯をつないで被せる固定性のブリッジという方法が一般的です。


インプラント治療は、歯を失った部分のみの処置ですみますので、隣接する歯をまったく削る必要がありません。これは大きなメリットといえるでしょう。両隣の歯にも負担がかかりません。


多数歯欠損(失った歯が何本もある場合)


従来の治療法としては、残存している歯に金属の止め金を引っかけ、アクリル系やプラスチックの床(ピンク色の部分)に歯を並べる、取りはずし式の部分入れ歯が一般的です。


インプラント治療により、取り外しのわずらわしさや、異物感、食べたものがはさまりやすいといった入れ歯の欠点をおぎなってくれます。
口の中がスッキリとし、本来の自然な運動が蘇ります。
また、製作された人工の歯もぴったりと固定されますから、固いものでも楽に食べられるようになります。


歯が1本もない場合


従来の治療法としては総入れ歯となります。
総入れ歯は特に下あごの場合、安定しないことが多く、食事や会話により大きく口を開けると浮き上がってきてしまいます。


インプラントを2~4本埋入し、そのインプラントに磁石等で維持を求める方法です。
基本的には従来の総入れ歯同様、取りはずし式となりますが、顎の骨と固定させるため、従来の総入れ歯と比べ義歯の安定度が違います。

2008年11月23日

インプラント症例1(1回法)

インプラントの術式には1回法と2回法があります。
当院では1回法にはストローマン(ITI)インプラントを選択・使用しています。

1回法
 術前

     

 手術直後、インプラントが見えています。

     

 約3か月、骨とインプラントが結合するまで待ちます。

     

 土台をたてます。

     

 術後


インプラント症例2(2回法)

2回法インプラントにはハイドロキシアパタイトにてコーティングされている
HAインプラント、スプラインインプラントを選択・使用しています。

2回法
 1回目の手術後4か月。
インプラントは歯肉に埋まっています。

     

 2回目の手術にてインプラントを出し、
仮の土台をたてた後、仮り歯をいれる。

     

 歯肉が安定するのを待ち、最終の土台をたてる。

     

 術後

2008年11月24日

インプラント症例3(スプリットクレスト)

スプリットクレスト・テクニックとはインプラントを埋入するのに、骨の高さは十分にあるが、骨幅が不足している場合に、骨を拡げてインプラントを埋入する方法です。

 術前

     

 1回目の手術中(インプラントを埋入したところ)

     

 2回目の手術後、歯肉が安定したところ

     

 術後

インプラント症例4(ソケットリフト)

ソケットリフトとは、上顎洞底(鼻の横の空洞)までの距離が短い場合に、洞底粘膜を骨ごと押し上げてインプラントを埋入する方法です。

術前

     

 手術直後、後ろ2本をソケットリフトしています。

     

 術後


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