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インプラントは従来の方法とどう違いますか?

少数歯欠損(歯を1~2本、失った場合)


従来の治療法としては、欠損した両隣の歯を削って支台として、歯をつないで被せる固定性のブリッジという方法が一般的です。


インプラント治療は、歯を失った部分のみの処置ですみますので、隣接する歯をまったく削る必要がありません。これは大きなメリットといえるでしょう。両隣の歯にも負担がかかりません。


多数歯欠損(失った歯が何本もある場合)


従来の治療法としては、残存している歯に金属の止め金を引っかけ、アクリル系やプラスチックの床(ピンク色の部分)に歯を並べる、取りはずし式の部分入れ歯が一般的です。


インプラント治療により、取り外しのわずらわしさや、異物感、食べたものがはさまりやすいといった入れ歯の欠点をおぎなってくれます。
口の中がスッキリとし、本来の自然な運動が蘇ります。
また、製作された人工の歯もぴったりと固定されますから、固いものでも楽に食べられるようになります。


歯が1本もない場合


従来の治療法としては総入れ歯となります。
総入れ歯は特に下あごの場合、安定しないことが多く、食事や会話により大きく口を開けると浮き上がってきてしまいます。


インプラントを2~4本埋入し、そのインプラントに磁石等で維持を求める方法です。
基本的には従来の総入れ歯同様、取りはずし式となりますが、顎の骨と固定させるため、従来の総入れ歯と比べ義歯の安定度が違います。

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2007年11月23日 17:03に投稿されたエントリーのページです。

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