「インプラント」とは
「インプラント」とは、歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりと顎(あご)の骨を固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。
天然歯と同様の、健全な咀嚼運動(噛み砕き、飲み込む運動)ができるようになります。
費用は1本(人工歯冠含む)につき30~35万円です。
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インプラントと従来の方法との違い
・少数歯欠損(歯を1〜2本、失った場合) 従来の治療法としては、欠損した両隣の歯を削って支台として、 |
インプラント治療は、歯を失った部分のみの処置ですみますので、 |
・多数歯欠損(失った歯が何本もある場合) 従来の治療法としては、残存している歯に金属の止め金を引っかけ、 |
インプラント治療により、取り外しのわずらわしさや、異物感、 |
・歯が1本もない場合 従来の治療法としては総入れ歯となります |
インプラントを2~4本埋入し、そのインプラントに磁石等で維持を |
インプラント症例1(1回法)
インプラントの術式には1回法と2回法があります。
当院では1回法にはGCインプラントあるいはストローマン(ITI)インプラントを使用しています。
インプラント症例2(2回法)
2回法インプラントにはGCインプラントあるいはハイドロキシアパタイトにてコーティングされているHAインプラント、スプラインインプラントを症例に合わせて使い分けて使用しています。
インプラント症例3(スプリットクレスト)
スプリットクレスト・テクニックとはインプラントを埋入するのに、骨の高さは十分にあるが、骨幅が不足している場合に、骨を拡げてインプラントを埋入する方法です。
インプラント症例4(ソケットリフト)
ソケットリフトとは、上顎洞底(鼻の横の空洞)までの距離が短い場合に、洞底粘膜を骨ごと押し上げてインプラントを埋入する方法です。
インプラント症例5(マグネットデンチャー)
下あごの総入れ歯は大きく口を開けると浮き上がって安定しない場合が多いです。
そこで、下あごにインプラントを埋入し、磁石により浮き上がりをなくし安定させます。