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シーラントとは?

虫歯になりやすい部位は大きく分けて、①噛むところの溝、②歯と歯の間、③歯と歯ぐきの境目です。

このうちの①噛むところの溝を樹脂で埋めてしまう処置をシーラントといいます。
当院ではフッ素除放性(徐々にフッ素を放出する性質)のある白い樹脂で、歯の表面を清掃、薬剤処理をした後に歯を削ることなく溝を埋めます。
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特にシーラントに有効なのは、萌出したての永久歯、乳歯です。生えたばかりの歯は歯質が弱く虫歯になりやすいのです。当院では6~7歳くらいで奥歯に6歳臼歯が萌出していればシーラントを推奨します。

シーラント処置をするのに年齢制限はありませんが、保険で認められているのは、初期の虫歯と診断された乳歯、生えたての永久歯です。

また、シーラントは永久に持つわけではありません。すり減ってきたり、かけたりしますので、シーラントをやり直したりと、検診が必要になります。お子様にもよりますが、おおよそ2~3年くらいは持つだろう思います。

費用は初診、再診時で違いはありますが、上下左右6歳臼歯にシーラントを4本した場合、3割負担の計算で1本500円前後の負担金となります。

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2008年02月17日 14:12に投稿されたエントリーのページです。

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